推定1980年代、沖縄にて製作・販売されていたお土産品のERDL迷彩ジャケット。
同時出品しているパンツと同様に、当時の沖縄ならではのミリタリーカルチャーと流通背景を色濃く反映した一着です。使用されている生地は日本本土製と推定され、縫製は沖縄で行われていた可能性が高く、同時期に製作されていたローカルメイドのタイガーストライプ製品と同系統の製造ルートが想定されます。
1980年代後半、まだアメリカ軍実物の大規模放出が一般化する前の時代背景の中で、ウッドランド迷彩とERDL迷彩の要素を組み合わせた独自のパターンを採用している点が最大の特徴です。これは意匠権を回避するための工夫と考えられ、結果として当時の空気感をそのまま閉じ込めた、非常にユニークなデザインに仕上がっています。
4ポケットのミリタリージャケットをベースとした構成で、官給品を強く意識しながらも、細部にはローカルメイドらしい柔らかさと自由度が感じられます。シルエットは癖が少なく、実用性とファッション性を兼ね備えた仕上がりです。
状態は未使用品。保管に伴うわずかなシワは見られますが、着用感はなく、生地のコンディションも非常に良好です。
1980年代沖縄ミリタリーの文脈を語るうえで欠かせない、現在では再現困難な背景を持つ貴重なERDL迷彩ジャケットです。未使用品ですが年代物のため、ヴィンテージ品にご理解のある方のみご検討ください。
サイズ(平置き)
肩幅 43cm 身幅 59cm 着丈 71cm 袖丈 61cm