米海軍航空隊の精鋭たちが着用した、歴史と誇りを纏う一着。「WEPジャケット」としてコレクターの間で知られるこのモデル、正式名称は JACKET – SUITS, FLYING, WINTER（MIL-S-18342C WEP）。1972年ロット、Kings Point MFG. Co., Inc.製 の実物です。サイズは44Rとグッドサイズです。

カーキグリーンのナイロンシェルに、厚手のキルティングライナー。保温性と動きやすさを両立させたデザインは、まさに実戦仕様。袖と裾にはリブニット、ジッパーはタフな大型アルミジップ。左胸の革パッチには「DAVE LEFAVOUR CAPT USN」とネームが入り、内側にも本人の手書きネームとサービスナンバーが記載。ネームパッチと内タグの一致は、このジャケットが確かに戦地で使われた“本物”であることを物語ります。ネームにある徽章はNAVAL FLIGHT OFFICERのバッジです。USN NAVAL FLIGHT OFFICER（海軍飛行士官）とは、アメリカ海軍（USN）の士官で、パイロット（操縦士）ではなく、航空機に搭乗して兵器システム、センサー、航法、戦術指揮などを担当する専門家です。例えば、映画「トップガン」に登場するレーダー観測員などがそれに該当します。戦闘機や航空機に乗り込むが操縦ではなくシステムを使い戦闘を担当する非常に優秀な兵士です。

内側ライナーには摩耗が見られるものの、全体の状態は非常に良好。リブ部分にも経年によるダメージがありますが、むしろそれがこのジャケットのリアルな存在感を際立たせています。着用しやすく、合わせやすいシルエットは、タウンユースにも最適。ファッションとしての完成度も高く、ミリタリー初心者からヴィンテージ愛好家まで幅広く支持される「隠れた名作」です。この一着には、空を駆け抜けた男たちの魂が宿っています。中古品ですので返品はできません。ご了承ください。

サイズ：44R

サイズ（平置き）
肩幅 52cm　身幅 63cm　着丈 59cm　袖丈 66cm