ベトナム戦争期、米軍の存在とともにアジア各地で広がりを見せた“ローカルメイド”文化。こちらはその象徴ともいえる、ERDLリーフ迷彩を基に作られた一着。官給品ではなく、タイ、沖縄、台湾など当時米軍関係者向けに展開されていた個人調達品と推定される、まさにフィールドとローカルカルチャーの交差点にある希少なジャケットです。
一見して分かる通り、迷彩パターンは米軍のERDLリーフの流れを汲んでおり、その小ぶりなリーフ柄やブラウンを主体とした配色から、おそらく1960年代後半〜70年代中頃に製造されたものと見られます。タグなどの明確なディテールはなく、だからこそ“無名”でありながらも、当時の背景や使用者の個性を強く感じさせる一着です。
裏地には着用感・染みが見られますが、それもまた歴史の痕跡。着込まれた風合いが、このジャケットのリアリティと深みを増しています。軍事支給品ではないからこそ生まれた、自由なパターンと作り。ファッション的にも存在感抜群で、現代においては唯一無二の個性を放つヴィンテージアイテムです。戦地という極限環境で、兵士たちのニーズや個性に応えるために生まれたローカルメイドの魅力。そのオリジナリティを、ぜひコレクションまたはリアルクローズとしてお楽しみください。中古品ですので返品はできません。ご了承ください。
サイズ(平置き)
肩幅 44cm 身幅 59cm 着丈 68cm 袖丈 59cm