1970年代、日本返還後の沖縄で製造されたと推測されるベオガムカモフラージュのハンティングシャツ。当時流通していた東南アジア圏向けのハンティング・サファリジャケット類の延長線上にあると思われ、日本製のコットン地に独特のベオガムパターンをプリントした特徴的な一枚です。
パターンはベトナム戦争中のCIDG(Civilian Irregular Defense Group)や米特殊部隊等が着用していたものとは若干異なり、葉や影の表現がややソフトで、戦後の民間市場向けに調整されたと思われるバリエーション。またタグ等の情報はありませんが、縫製やパターン、ステッチワークから沖縄本土返還(1972年)後の70年代中頃以降の製造と考えられる一着です。
ハンティングジャケットとしてのディテールも備えており、フラップポケットを2つ配置。やや短丈で、身幅が広くとられたアジアンフィットなパターン。生地はしっかりとしたコットンポプリンで、適度なハリと軽さが特徴です。おそらく当時観光客向けのお土産品として製造されていた、もしくはアメリカに納品するハンティングウェアの一種だと推測されます。
全体的に使用感・退色あり。経年変化が出ており、味わい深い佇まいに仕上がっています。古着としての着用には十分なコンディション。
特徴:
ベトナム戦争終結後の残滓を色濃く感じさせる、歴史的背景を持ったミリタリー×民間ミックスの一着です。資料性・希少性の両面で魅力的な存在です。
※ヴィンテージ品につき、状態は写真をご確認の上ご検討ください。返品不可となります。
サイズ(平置き)
肩幅 49cm 身幅 57cm 着丈 67cm 袖丈 53cm
※委託販売品(M)