アメリカ海軍航空隊の象徴として、数々の名作フライトジャケットの中でもひときわ輝く存在、それが「G-1」。本品は1969年製、まさにベトナム戦争の最中に実戦投入されていた可能性の高い、貴重なヴィンテージ品です。特にこの個体はヘリコプターパイロットなどがよく行った、袖のリブを内側に縫い付ける改造が施された希少個体です。
タグから判別されるコントラクターはTHE MARTIN LANE CO., INC.。DSAナンバー「100-69-C-1545」が示す通り、1969年度納品モデルであり、当時のリアルな軍需物資の一端をそのまま今に伝える一着です。
上質なゴートスキン(山羊革)は柔らかさを保ちつつ、実戦用としてのタフな質感をしっかりと維持。着込まれた形跡がほとんどなく、革のハリや自然な光沢、そしてライニングやニットパーツの状態も良好。経年により多少の使用感はあるものの、致命的なダメージや大きな欠損は見られず、極めて良好なコンディションを誇ります。
注目すべきはサイズ46という大型サイズ。これは**階級章やパッチを複数縫い付けるスペースが確保された「徽章サイズ」**とも言われ、士官・上官クラスが好んだサイズ感。日本国内では滅多に流通しないレアな仕様です。
特徴的なムートンカラー(ボア襟)は冬季のフライト任務にも耐え得る防寒性を提供し、着る者にクラシックで凛とした佇まいを与えてくれます。『トップガン』以前から、海軍パイロットの誇りとして着用され続けてきたG-1。その中でも、この時代のオリジナルは、歴史と機能美を兼ね備えた至高の存在です。
まさに、「ただのレザージャケット」ではありません。アメリカ海軍航空隊の魂を、そのまま身にまとう一着。コレクションにも、日常のミリタリースタイルにもふさわしい、珠玉のヴィンテージ品です。中古品ですので返品はできません。ご了承ください。
サイズ:46
サイズ(平置き):肩幅 48cm 身幅 60cm 着丈 63cm 袖丈 62cm