1960年代のアメリカ軍実物ジャングルファティーグジャケットをベースに、当店MILITARIA 1911にてスプレーペイントによる迷彩を再現したスペシャルカスタムです。
ベースとなっているのは、エポレットやウエスト調整タブを廃した4th Modelのジャングルジャケット。さらにサイズは希少なX-SMALL REGULAR。
この迷彩は、ベトナム戦争当時、MACV-SOGなどの特殊作戦部隊に所属した兵士たちが実施していた、個人による迷彩加工を参考に当店で再現したものになります。
MACV-SOG(Military Assistance Command, Vietnam – Studies and Observations Group)は、1964年に設立されたアメリカ軍の極秘特殊作戦組織です。
北ベトナム軍の補給路であったホーチミン・ルートの偵察、敵支配地域への潜入、情報収集、捕虜救出など、極めて危険性の高い任務を遂行していました。その活動範囲は南ベトナム国内にとどまらず、ラオスやカンボジアなどにも及び、通常部隊とは異なる装備や戦術が用いられたことで知られています。特に興味深いのが、彼らの装備に対する自由な発想です。
当時の特殊作戦部隊では、支給された軍服をそのまま使用するだけでなく、任務や潜入地域の環境に合わせて独自の改造や迷彩加工を施す例がありました。ジャングルファティーグにスプレーペイントを吹き付け、通常のオリーブグリーンとは異なる迷彩効果を与える手法も、そのひとつです。今回のジャケットは、そうした当時の実例から着想を得て製作しました。
ブラックとブラウンの2色を使用し、輪郭の曖昧な不規則なパターンを全体に配置。
フロントから袖、そして背面に至るまで、まるで現地で兵士が自ら迷彩を施したかのような雰囲気を意識しています。
特に背面に広がる大胆なスプレーパターンは非常に印象的です。
規則的にプリントされた工場製の迷彩生地とは異なり、塗料の濃淡や吹き付けの重なりによって生まれる独特の表情があります。
ブラックとブラウンがオリーブグリーンに溶け込むことで、単色のジャングルジャケットにはない奥行きが生まれています。また、ベースとなるジャケット自体も魅力的な個体です。
3rd Model特有の斜めに配置された大型胸ポケット、腰部分のカーゴポケット、比翼仕立てのフロントなど、ベトナム戦争期のアメリカ軍を象徴するディテールを備えています。
生地は格子状の補強糸が織り込まれたリップストップコットン。
薄手で軽量な生地にスプレーペイントが重なることで、独特の質感と陰影が生まれています。
大きめの個体が多いジャングルファティーグの中では、非常にコンパクトなサイズです。
細身のシルエットを好まれる方や、ジャストサイズで着用したい方にもおすすめです。
なお、本品は当時のMACV-SOG隊員が実際にペイントしたオリジナル個体ではありません。
ジャケット本体は1960年代のアメリカ軍実物ヴィンテージですが、スプレーによる迷彩加工は当店MILITARIA 1911が現代に施したものです。
また、ペイントは洗濯や摩擦、着用を重ねることで徐々に薄くなり、色落ちしていきます。
その経年変化も含め、ヴィンテージの軍用衣料ならではの風合いを楽しんでいただければと思います。
ベトナム戦争の特殊作戦部隊が持っていた、既存の装備にとらわれない自由な発想。
その歴史的なスタイルを、当時の実物ジャケットを使用して再現した一着です。
実物ヴィンテージの魅力と、特殊部隊のフィールドカスタムを思わせる圧倒的な存在感。
通常のジャングルファティーグとは一味も二味も違う、MILITARIA 1911ならではのカスタムジャケットに仕上がっています。
ヴィンテージの中古品です。
ベースとなるジャケットには、年代相応の着用感や褪色、細かなスレなどが見られます。
ブラックとブラウンのスプレーペイントは当店にて施したものです。
ペイント部分は洗濯や摩擦などにより色落ちする場合があります。あらかじめご了承ください。
中古品ですので返品はできません。ご了承ください。
サイズ(平置き)
肩幅:43cm
身幅:52cm
着丈:79cm
袖丈:62cm