活気と歴史を纏う、「US NAVY デッキジャケット」が入荷しました!ベトナム戦争期〜70年代にかけてアメリカ海軍の飛行機整備兵として活躍し、様々な基地周辺での対潜水艦哨戒の任務に当たっていた兵士が着用していた個人調達パッチが光るジャケットです。
コントラクトナンバーDSA‑100‑68‑C‑1136、1968年製の実物品です。ネイビーのコットンポプリン素材は適度に風合いがでており、長年の使用で程よい褪色が生じてヴィンテージの趣深い表情を醸し出しています。袖口や裾にほつれがあるものの、大きなダメージはなく、デイリーユースにも耐えうるコンディションです。
胸元には、革製ネームパッチに「JACKSON F.A. AMS3 NAS GTMO BAY CUBA」。グアンタナモ湾(キューバ・グアンタナモ)での任務を示す、唯一無二のパーソナルタッチです。その下には「USNAS SOUTH WEYMOUTH MASS」の盾型ミッションパッチが縫い付けられ、米海軍南ウエイマス基地(マサチューセッツ州)での配属を示唆します。
背面には、鮮やかな刺繍パッチが5点。上部の「NAVSTA KEFLAVIK VP-49 ‘1971’」はアイスランド・ケフラヴィーク海軍基地に駐屯したパトロール中隊(VP‑49)の71年の配備を示す歴史的な証。左下の「Patrol Squadron 49」の円型パッチも、哨戒中隊の所属を主張。右下の「FORTY‑NINER」ウッドペッカー(キツツキ)パッチは、同中隊マスコットのコミカルで力強いイメージを伝えています。そして下部には「Iceland ASW Group Semper Vigil」(対潜戦グループ/常に警戒)の三角パッチが配され、潜水艦対策部隊としての使命感が染み添っています。
これらのパッチは一部に取り外し痕が見られ、時代の変遷や所有者の歩みを感じさせるリアルな傷跡。新品では表現できない“痕跡としての魅力”が、このジャケットには宿っています。
本アイテムはヴィンテージミリタリーの中でも、極めてストーリー性とインパクトに満ちた10Pデッキジャケット。収集対象としてもスタイルのアクセントとしても、間違いなく注目を浴びる一着です。
※中古品ですので返品はできません。ご了承ください。
サイズ(平置き):
【肩幅】45cm
【身幅】55cm
【袖丈】68cm
【着丈】60cm