1962年契約の極初期のジャングルブーツです。1st Modelと呼ばれているブーツになります。底面はビブラムソールと呼ばれる最初に採用された底面です。同時期はブラックのレザーブーツが主流ではありましたが、湿地帯において使用する上では乾きにくいことやブーツ内に溜まった水などが排水できないことで歩行時に支障をきたしたため50年代の通称OKINAWA ブーツの知見などを活かし開発されたのがこのジャングルブーツです。ナイロン素材とレザー、水抜き用の2ヶ所のホールなどベトナム戦争後の米軍のブーツにも採用されている特徴が随所に見られる歴史的にも非常に価値の高いブーツです。
1968年ごろより米軍が本格的にベトナム戦争に介入した頃には簡略化され、ソールもアップデートされておりますが60年代初期のブーツは一部のグリーンベレー兵士や特殊部隊に優先的に配備された背景もあり非常に貴重です。
こちらのブーツはレザーに剥げや傷みが見られますが着用が困難なレベルでの破損はありません。レザーは経年劣化しているため着用する場合はオイルなどで手入れをする必要があります。着用時にレザーが破れたりと破損することがあるためメンテナンスなどができる方に向いた品もともいえるかと思います。非常に貴重な品物です。ラバー製の底面に関しても劣化が想定されますので着用する場合は十分に確認をしてから使用することをおすすめいたします。中古品ですので返品はできません。ご了承くださいませ。
サイズ:13R
アウトソール 33cm(底面の長さ)
足首周り 35cm(踵から10cmの位置)