ポルトガル植民地戦争の記憶を纏う、迫力のヴィンテージ実物。
こちらは1960年代後半〜1970年代前半にかけて使用された、ポルトガル軍リザードカモ・コンバットジャケットです。
タグには「OFICINAS GERAIS DE FARDAMENTO(装備総局工場)」の表記があり、当時の国営軍需工場製。製造年は1968〜1973年頃と推定され、まさにポルトガルがアフリカ諸国との独立戦争(アンゴラ・モザンビーク・ギニアビサウ)に従事していた時代の実物です。
独特の「リザードカモ」柄は、密林や茂みの多い戦場で視認性を下げるために考案された迷彩で、フランス軍TAP47/56の影響を受けつつ、ポルトガル独自のアレンジが加えられています。
構造は極めて実用的で、胸と腰にフラップ付きの大型ポケットを備え、ウエスト内側にはドローコードが入りフィット感も調整可能。肩と肘には補強パネルが縫い付けられており、過酷な現地での使用を想定した堅牢な仕立てになっています。
状態は全体的に褪色と使用感が見られ、リアルな戦場感がにじみ出た味のあるコンディション。しかし、目立つダメージや大きな破れはなく、ヴィンテージミリタリーとしては非常に良好な部類です。
資料価値も高く、ミリタリーマニアやヴィンテージファッション愛好家にとっては見逃せない一着です。通常とは異なった迷彩服をご希望の方は迷わずこれが良いチョイスです。
※中古品ですので返品はできません。ご了承ください。
サイズ(平置き):
【肩幅】50cm
【身幅】61cm
【袖丈】59cm
【着丈】60cm