フランス発祥の“リザード（レオパード）”迷彩をベースに仕立てられた、民間ハンティングジャケット。軽やかなコットン地に、淡いグリーンを地色に赤味の強いブラウンとダークグリーンの筆致が走る、目を奪う色調が魅力です。リザード迷彩は1940年代末から仏軍空挺装備で広く用いられ（のちにタイガーストライプの原型にも発展）、民生市場でもハンティング用として多く流通しました。

本品はその民生版（ローカルメイド）にあたる一着。前面に実用的な4ポケットを備え、薄手のコットン・ポプリンが快適な着用感をもたらします。タグ欠損ながら仕立て・生地感・配色からフランス製と推定。当時のワーク／ハンティング系メーカーがリザード生地でジャケットを製作していた事例は各種ヴィンテージ資料・流通品からも確認できます。

状態は良好。目立つダメージはなく、発色も十分に残るコレクタブルなコンディション。タウンユースはもちろん、仏軍ルーツの迷彩史を語る逸品としてコレクションにもおすすめです。中古品ですので返品はできません。ご了承ください。

製造国：フランス（推定）
年代：1960〜70年代頃（推定・民生流通期）
パターン：リザード（タイガーストライプ系 / 赤味ブラウンが強い配色）
素材：コットン・ポプリン
仕様：フロントボタン / 4ポケット / 軽量生地
備考：軍支給品ではない民間ハンティング用。タグ欠損。

サイズ（平置き）
肩幅：47cm
身幅：55cm
袖丈：58cm
着丈：74cm