戦後間もないベルリンの冷たい冬を越えた、歴史をまとうミリタリージャケット──
こちらは、1950年代初期のM‑51フィールドパーカー(実物)。第一次大戦〜第二次大戦を経た世代の空気をそのまま纏う、リアルユーズドの名作です。サイズはX-SMALL。
かつて第二次世界大戦のベテラン兵士がベルリン駐在時に着用したと思われる個体で、左袖には米陸軍実物パッチ(階級章+所属部隊章)付き。厳寒のドイツや強風の日々を共にしたであろうこの一着は、当時の作り・素材・仕様すべてが時代の空気を証言しています。
M‑51は1951年に朝鮮戦争向けとして正式採用され、その後ヨーロッパ駐屯米軍でも採用。極寒地での耐候性と防風性の高さから重宝され、やがて余剰(サープラス)としてイギリスをはじめ欧州各国に流れ、後の“モッズコート”文化のルーツとなったことでも知られます。
この個体もまた、戦後の欧州で長年使われた痕跡が色濃く残り、退色・スレ・汚れ・リペア痕あり。それらは決して欠点ではなく、“生きた歴史の証”として体現されたヴィンテージの魅力です。
フロントジッパーは当時物の金属製で、動作良好。フード、裾のドローコード、内側のウエスト調整など、オリジナルならではのギミックもすべて健在です。
左袖のパッチについて:
・上部は、USAREUR-AFの(在欧州、アフリカ米軍)実物刺繍パッチ。
・下部の階級章は米陸軍下士官レベルの刺繍で、実使用感とともに当時の着用者の階級を示すディテールとして存在感を発揮しています。
サイズ:X-SMALL
サイズ(平置き実寸)
肩幅 46cm
身幅54cm
着丈 99cm
袖丈 62cm