ただのヴィンテージでは終わらない、“現場で生きた一着”。B-15Dをベースに、実用性を重視して改造された非常に興味深い個体です。サイズは推定40〜42程度。
本来B-15Dはボアカラー仕様ですが、本個体はリブ仕様へと改造されており、外観はまさにMA-1に近いシルエットへと変化。これはヘルメットや装備との干渉を避けるため、実際の現場で行われたカスタムとして知られており、リアルユースならではのディテールです。ミリタリーの進化過程を体現した、極めて魅力的なポイントと言えるでしょう。
フロントジッパーは交換されていますが、丁寧かつ自然に仕上げられており違和感は皆無。むしろ実用性を重視したリアルなリペアとして、雰囲気を一層引き立てています。
胸元には存在感のある“494th TFS”パッチ。階級章類やネームタグは官給品ではなく、PX等で個人調達されたものと考えられますが、その分パイロットの個性や所属意識が色濃く反映されたディテールです。実際の使用背景を強く感じさせる一着となっています。
この494th Tactical Fighter Squadron(第494戦術戦闘飛行隊)は、アメリカ空軍の戦闘飛行部隊の一つで、ベトナム戦争期から冷戦期にかけて活動した実戦部隊。主に戦術爆撃や攻撃任務を担い、ヨーロッパ戦線(特にイギリス・レイクンヒース基地)を拠点にF-111などを運用したことで知られています。実戦を想定した緊張感の中で使用された装備であることを考えると、この一着の持つ背景は非常に濃密です。手縫いされていることから、後から本人の手によって縫い付けられた、もしきは後年に追加されたかは不明です。スクアドロンの歴史から考えても着用があっても不思議ではありませんがスクアドロンパッチの真贋は不明です。
タグは白布で覆われており詳細な読み取りは不可ですが、ディテールや仕様からB-15D(1950年代後半〜1960年代初頭)ベースの改造個体と判断できます。サイズは推定40〜42程度と、着用しやすい非常に良いレンジ。シルエットも現代のスタイルにしっかりとハマる一着です。
状態は中古品。使用感は見られますが、改造・リペア含めて非常に雰囲気良くまとまっており、“一点物”としての魅力に溢れています。B-15DとMA-1、その両方の要素を併せ持つ唯一無二の存在。コレクションとしても、リアルに着込む一着としても強くおすすめできる逸品です。中古品ですので返品はできません。ご了承ください。
サイズ(平置き)
肩幅 49cm
身幅 63cm
着丈 62cm
袖丈 65cm