1950年代のインドシナ戦争において、フランス軍空挺部隊が使用したリザード迷彩パンツです。
リザード迷彩はタイガーストライプの起源とも言われているフランス軍が主に、インドシナ戦争において使用した迷彩でTAP47/51〜56まで続く種類の多い迷彩パターンです。フランス軍撤退度に余剰品が南ベトナム軍に引き継がれそこからローカルで開発されたのがタイガーストライプと言われています。
その中でも今回のジャケットは比較的後期に使用されたTAP 47/53と呼ばれるパターンです。TAP 47/51から続く系譜の中でも最後に位置するシリーズです。インドシナ戦争だけでなく、アルジェリア戦線でも使用されており色味に関しても改良が重ねられています。非常に良いパンツです。空挺ジャケットのため大きめに作られています。イスラエル軍に供与されたロットのため、胸に文字がスタンプされています。
今回のジャケットは退色があり使用感が強いです。全体的に白く感じる程度に退色しています。所々修繕の跡があります。肩章はあとから補修のため取り付けられています。両胸ポケットの上にはパッチを取り外した跡がありますが次第に馴染む程度の状態。縫い後の下だったと思われる部分には文字のスタンプが入っています。完璧な状態ではありません。中古品ですので返品はできません。ご了承くださいませ。
サイズ(平置き):
肩幅 56cm 身幅 71cm 着丈 79cm 袖丈 63cm