第二次世界大戦中、アメリカ海軍(U.S. NAVY)が艦艇上での過酷な寒冷環境に対応するため採用した名作、N-1デッキジャケットです。大きめサイズです。
N-1は1943年頃から採用されたデッキクルー用防寒ジャケットで、それまで使用されていたデニム製やジャングルクロス製ジャケットを発展させた完成形とも言える存在です。高密度に織られたジャングルクロス(コットングログラン)を採用し、防風性・耐久性を飛躍的に向上。さらにアルパカウールを主体とした厚手のライニングを全面に備えることで、真冬の甲板という極限環境でも兵士の体温を守るために開発されました。
第二次世界大戦を代表するアメリカ海軍の防寒被服であり、その機能性と完成されたデザインから、現代でもヴィンテージミリタリーを象徴する一着として世界中のコレクターやファッションシーンで高い人気を誇ります。
こちらは実際に海軍兵士が着用していた個体で、胸には「WALT U.S.N.」のステンシルが入り、実物ならではの存在感を放っています。左胸にはスクアドロンパッチが取り付けられていますが、こちらは後年に取り付けられたカスタムと推測されます。それでも長い年月の中で刻まれた個体の歴史として楽しめるディテールとなっています。
ジッパーにはWWII期を代表するCONMAR(コンマー)製を装備。スムーズに可動し、ヴィンテージらしい重厚感も十分です。また、ボタンは1か所交換されていますが、実際の使用によるリペア跡として、このジャケットが現役時代を過ごしてきた証でもあります。
サイズタグは一部が切り取られていますが、「SIZE 40」の表記は確認できます。当時の実物N-1としては比較的大きめのサイズで、現代でも着用しやすい貴重な個体です。
全体には経年相応の使用感や汚れ、擦れなどが見られますが、生地やライニングはしっかりと残っており、80年以上前に製造された実物としては非常に雰囲気の良いコンディションです。実戦を支えた装備ならではの迫力と歴史を存分に味わえる一着と言えるでしょう。首周りには摩耗があり、ライナー素材が抜けている箇所があります。
第二次世界大戦期のアメリカ海軍装備は年々市場から姿を消しつつあり、特にオリジナルのN-1デッキジャケットは世界的に評価・価格ともに上昇を続けています。単なるヴィンテージウェアではなく、歴史を纏うミリタリークロージングとして、コレクションにも実用にも自信を持っておすすめできる逸品です。
中古品ですので返品はできません。ご了承ください。
サイズ(平置き)
肩幅:44cm
身幅:55cm
着丈:68cm
袖丈:61cm