1940年代〜50年代初頭 日本製 フロッグスキン迷彩 テイラード ジャケット HBT生地 美品 中古品

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¥99,000
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戦後日本におけるミリタリーヴィンテージの“異端児”とも言える、極めてユニークな逸品が入荷しました。こちらは第二次世界大戦後、日本国内で製作されたフロッグスキンカモジャケット。米海兵隊(USMC)のP-42スタイルを彷彿とさせるデザインをベースにしながら、オリジナルには存在しない4ポケット仕様という特異なスタイルを採用しており、当時の民間あるいは米軍残留物資とのハイブリッド感が魅力的な一着です。どちらかと言うとシャツに近いカットですが、フラップのないポケットが2つ増設されており朝鮮戦争近辺で、米兵が日本で個人的に調達したもの、もしくは何らかの理由により製造されたものと思われます。縫い後から見ても、工場量産品ではなくテイラーなどの個人店で製造された可能性の高い仕上がりです。

使用されている生地は、ヘリンボーンツイル(HBT)で、質感・厚みともに非常にしっかりとした仕上がり。生地そのものはポンチョやシェルターハーフの生地を使用しリメイクしたものではなく、戦中戦後に製造されたHBTフロッグスキン生地と思われます。ジャングル(グリーン)とビーチ(カーキ)の両面がしっかり再現されたリバーシブル仕様。戦後直後の混沌とした時代に生まれた、一品です。P-42やP-44のHBT生地とはやや細部でパターンと色味が異なります。

ボタンはしっかりと当時らしい無地の樹脂ボタンが使用されており、ディテールからも当時の雰囲気が漂います。状態は極めて良好で、リペアやダメージもほとんど見られず、普段着としても問題なく着用いただけます。「戦後の日本の」を感じさせるコレクタブルなジャケットとして、非常に希少性の高い一着です。中古品ですので返品はできません。ご了承ください。

 

サイズ(平置き)
肩幅 43cm 身幅 57cm 着丈 72cm 袖丈 62cm

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