アメリカ陸軍航空隊(USAAF)のパイロットたちが、空の任務に臨む際に携行していた「Aviator’s Kit Bag(AN6505-1)」が入荷しました。
こちらは1940年代製の実物品で、第二次世界大戦期の空軍装備を象徴する名作ミリタリーバッグです。
その名の通り、パイロットたちがフライトスーツ、ヘルメット、ブーツ、無線装備、果ては着替えまでも一括で収納するための“航空士のパーソナルギアキャリア”として運用されていたバッグ。外観はミリタリールーツらしい無骨なコットンキャンバス生地で仕上げられ、年月を経た褪色・汚れ・ステンシルのかすれが、まさに“実戦の空気”を物語ります。
注目すべきはその驚くほどの大容量。大判のサイズ感は現代のトラベルバッグやギアバッグとしても遜色なく、出張やキャンプはもちろん、ミリタリースタイルを引き立てる日常使いにも映える存在感があります。無骨なだけでなく、収納力と携行性も兼ね備えた、まさに「実戦仕様の完成形」です。実は買い物の時とかにも結構使えます。
開閉はTALON製のダブルジッパー仕様。ジップエンドはレザーフラップで保護されており、使用時の擦れやほこりの侵入を防ぐ構造に。金属ジップに刻まれたTALONの文字も、年代を語るディテールとしてファンにはたまりません。
状態は全体に使用感と汚れがあり、当時使い込まれたリアルな痕跡が色濃く残る個体。この手のヴィンテージバッグとしては非常に雰囲気が良く、コレクション用途としても高い価値を持つ一点です。
ヴィンテージミリタリーバッグの中でも、実用性・歴史性・存在感の三拍子が揃った傑作。空軍ファン、USAAF装備コレクター、そして“味のあるバッグ”を探しているあなたにこそ手に取っていただきたい逸品です。
※中古品ですので返品はできません。ご了承ください。
縦 38cm
横55cm
幅 29cm