1930年代のアメリカ陸軍に支給された、極めて貴重なデニム製プルオーバーシャツが入荷しました。このアイテムは、いわゆる“M-37”前夜のユーティリティシャツとして、作業服・軽作業任務用に運用された実物品で、現存数は極めて少なく、コレクター市場でも**"幻級"とされる逸品**です。
粗野で味わい深いインディゴデニム(約9oz)が使用されており、3つのドーナツボタンで開閉するプルオーバー構造、前面には実用性を重視したフラップなしのラウンドポケットを備えた簡素ながら完成度の高い一着。
そのバランスのとれたシルエットと縫製仕様は、のちのUSMC/USAAF系の作業シャツや、現代のデニムブランドにも多大な影響を与え、RRL(Ralph Lauren)やNigel Cabournなどがリプロ元とする原点的モデルです。経年による自然な色落ちとアタリ、そして当時の無骨な機能美をぜひその手で味わってください。
状態は退色があり、補修があります。ボタンはレプリカに取り替えられていますが、実物のボタンは3つ付属します。どれも実際にこのシャツについていたものです。
中古品ですので返品はできません。ご了承くださいませ。
サイズ(平置き)
肩幅 51cm 身幅 59cm 着丈 57cm 袖丈 72cm
※委託販売品