アメリカ陸軍特殊部隊「グリーンベレー」が1960年代前半より指揮をしているCIDGプログラムにおいて、比較的初期より多くの兵士が着用していたのがこのベオガム迷彩です。元々はWWIIにおいてアメリカ軍が使用したフロッグスキン迷彩、通称ダッグハンター迷彩のパターンよりコピーされた迷彩です。日本においてローカルメイドされ調達された迷彩服で、のちのタイガーストライプと生地質や迷彩プリントのクオリティは近いものがあります。同一、もしくは当時の日本における生地の製造のクオリティと考えられます。

今回のシャツは珍しく、アメリカ軍がWWIIより使用していた13スターの金属ボタンが取り付けられています。ベオガム迷彩には尿素ボタンのロットもございますが、1960年代前半に50年代のコットン戦闘服も使用されていたためこう言った名残が感じられるバリエーションが存在したものと推測されます。タイガーストライプが使用され始めてからもベオガムは使用されており、タイガーストライプと同時に着用されていたことなどもございます。またブラックパジャマなどゲリラとして使用された衣類との併用など古くからある迷彩服故に多様な着用方法で使用されています。今回のシャツは珍しいA-Lサイズで、当店が発見した元SF隊員のフットロッカーより見つかったものです。セットとなる13スターのパンツもご用意がございます。全体的に退色があり、サイズタグから推測するに何度も着用されていたものと思われます。金属ボタンには錆など腐食があります。使用感のあるコンディションですが、状態からしてまだまだお楽しみいただけます。中古品ですので返品はできません。ご了承くださいませ。

サイズ：A-L

サイズ（平置き）：肩幅 49cm　身幅 51.5cm　着丈 69cm　袖丈 53cm