当店アーカイブからの放出です。USMC兵士が個人調達した沖縄タイガーの生地が使用された、スーバニアジャケット実物になります。生地は退色しており、全体的に黄色くなっています。胸にはUSMCの文字、その上は同じ生地で補修されていますがおそらく個人名が刺繍されていたのかと推測されます。スペルミスだったのか、理由は不明ですが当時に補修されたと推測れます。おそらく沖縄の金武町にかつてあったテイラーにて仕立てられた個人調達品で、特徴的な立ち襟で仕立てられています。当時沖縄では「チャイナ襟」と呼ばれていて、お土産品としてこの形が好まれたそうです。ジャケットはジッパーにて前が閉じられるようになっていて、ジッパーは日本の東大阪にあったメーカーが製造していたHAMAジッパーが使用されています。ジッパーはやや摩耗していますので着用の際は注意が必要です。アルミ製ジッパーが使用されています。個人調達品の中でも、タイガーストライプのスーバニアジャケットカットの個体はとても貴重でレアです。仕立て品ですので、裏地にはチェーンステッチはなく重ね縫いのみです。細部も非常に丁寧に仕上げられているので、当時相当数のジャケットを製造していた沖縄のテイラーらしい仕事を感じることができます。サイズも比較的大きめなため、まだまだお楽しみいただけるコンディションです。ビンテージ品ですので、中古品となります。返品はできませんのでご了承くださいませ。

サイズ（平置き）：肩幅 52cm　身幅 59.5cm　着丈 63cm　袖丈 56cm