1950年代にごく少数が米軍に支給された熱帯用ブーツ、通称「沖縄ブーツ」のご紹介です。形状はWWIIの2バックルブーツに酷似しておりますが、ボディがODキャンバス生地で作られており水抜き用の2つの穴が両方のブーツに存在します。ソールはLUGというメーカーのもので硬いものが使用されています。1950年代に沖縄にてトライアルが行われ開発されたため「沖縄ブーツ」と呼ばれています。右のバックル内にはサイズ10、左のバックル内には10 1/2とサイズ表記、メーカー名、1951の刻印があります。その後のジャングルブーツにつながる特徴を持っており、非常にレアなブーツになります。今回の個体は右の個体は踝のあたりより破れた跡があり手縫いにより簡易的に補修されています。バックル内もひび割れなどがあり補修などが必要です。左は比べると着用感も少なく綺麗な状態。どちらもソールは綺麗です。左のブーツには大きな破損はありませんが、メンテナンスが必要です。ソールが剥がれる可能性もございますのでそれら手入れができる方向けのアイテムです。レザーは色ハゲなどがありますが靴クリームなどで手入れしていただくことで目立たなくなります。サイズは10D、10 1/2と刻印があり、現代サイズで大凡27cm程度ですが経年によって多少縮んでいます。お探しの方、この機会にいかがでしょうか?中古品ですので返品はできません。ご了承くださいませ。
サイズ:右 10D、左 10 1/2、約27cm程度