1940年代後半〜1960年代前半にかけて、日本に進駐していたアメリカ軍兵士やその家族といったアメリカ人向けにお土産品として販売されていたJapan Jacket、日本では通称スカジャンと呼ばれているリバーシブルジャケットの実物になります。裏表で色が異なることが特徴で、胸、そして背面に虎、鶴、日本列島といった刺繍が入っていたことでも有名です。元々は朝鮮戦争の期間にアメリカ人向けに販売されたことがきっかけとなり、その後のベトナムツアージャケットや独自の刺繍と年号といった記念としてのジャケットへと発展していきます。
今回ご紹介するジャケットは1950年代の日本製ジャケットで、虎の刺繍の入ったブルーの面、富士山と鳥が入った薄い赤の面のリバーシブル構造です。ジッパーは残念ながら破損しており閉じません。リペアが必要です。所々汚れがありますが、リバーシブルですのでお好みの方を着用してお楽しみ頂けます。ニットには破損があります。アメリカ製フライトジャケットの形状に影響されておりウエストのリブは伸びます。サイズ的にかなり小さいですので、コレクションや女性が着用するのにちょうど良いかと思います。古き良き、手作りのジャケットですがまだまだお楽しみいただけるコンディションです。中古品ですので返品はできません。ご了承くださいませ。
サイズ（平置き）：
身幅 45cm 着丈 44cm 袖丈 64cm（ラグランスリーブ）
